鹿屋中学校ホームページへ、ようこそお越しくださいました。ありがとうございます。

本校は、令和5年度に七十七周年を迎える伝統ある中学校です。平成三十年度から県総合教育センター研究提携校として新たな役割を担い、オープンスクールの実施を通して主体的・対話的で深い学びの視点に基づく授業改善の在り方などを公開しております。

また、校訓（自主・自律・協調）及び学校教育目標（気付き、考え、実行する）の具現化を目指し、「学力・体力・人間力大隅一」を学校スローガンに掲げて教職員と生徒会が一丸となって努力を重ねております。異学年で一緒に取り組む縦割り黙々清掃の実践や、学力向上検討委員会に生徒会も参加して、学び合いを取り入れた授業作りを教職員と生徒がともに目指していくなど、よりよい校風を教師と生徒が共に作り上げようとしている姿が気持ちのよい学校です。

このような学校の姿は、一朝一夕に身に付けられるものではありません。これまでの本校の歴史、教育実践は元より、各家庭の理解、地域の教育力などの賜（たまもの）と、深く感謝いたします。

　もちろん、それぞれに課題や悩みを抱えながら毎日を過ごしている中学生もいます。多感な中学時代。時には迷い、不安と向き合うこともあるでしょう。そんなときも、担任はもちろん教職員がチーム鹿屋中として関わりながら、保護者や地域の皆様、関係機関の御協力などもいただきながら、よりよい道を探していきたいと思います。

　「地域は土、学校は木、子どもは葉、教師は風」という言葉があります。地域という土台に支えられて学校という木が生え、子どもは実りの葉を茂らせる。

　私たち教職員は、その長い長い地域の歴史の営みにほんの数年間関わって、風を運び、学びの種子を届けるだけのささやかな存在かもしれません。それでも、共に「高み」を目指せる誇りと喜びを感じながら、爽やかな風を届けたいと思います。