「かのや英語大好き事業」研究会を開催しました


本校の研究主題

外国語に自ら親しみ,積極的に伝え合おうとする子どもの育成
―3つの柱の相互作用を生かした指導と評価の工夫―

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公開授業1 第3学年  単元名「何が見える?」

    3年生は,担任+ALTと学習しました。
 この授業における3つの柱の相互作用は,次の@〜Cです。

@ 挨拶を通して外国語を学ぶ雰囲気を高めるとともに日常的な表現への慣れ親しみを深める。さらに,モデルスキットによって学習への見通しをもたせるだけでなく,慣れ親しませたい表現をInputする。

A シルエットクイズによって,基本となる表現に慣れ親しませるとともに,動物の鳴き声の表現の仕方が日本と外国とでは異なることに気付かせる。

 

B 動物の鳴き声の表現の仕方の違いに対する気付きが,より積極的に外国語に慣れ親しもうとする態度を生み出し,新たな言語の違いについての気付きを促す。

C 絵本の読み聞かせによってInputはもちろん,自然なOutputを促す。さらに,絵本に十分に触れさせた後,その絵本が世界中で読まれていることを紹介し,世界中で同じ絵本による楽しみを共有しているということの不思議さやすばらしさに気付かせる。

 
学習のねらいを具体的な子どもの姿で確認します!

動物の表現に慣れ親しめば慣れ親しむほどに,鳴き声の表現に違いがあることに驚いて
その驚きが嬉しくて,夢中になって慣れ親しんで…そんな学習になりました。

また,自分たちが日ごろ楽しんできた絵本が,世界中で楽しまれていることにもびっくりして,
もっと世界中のいろんな絵本が読みたいという意欲にもなりました。



公開授業2 第5学年  単元名「」

 
 この授業は,担任+JTE(英語指導講師)で学習しました。

   <本校の評価の工夫>

@ アクティビティ間の中間評価で,その後の活動の意欲を高め,さらに積極的に活動に取り組むことができるようにする。

A 授業後に子ども自身が授業を振り返って評価する「振り返りカード」を取り入れることで,子ども一人一人の実態や変容を見取ることができるようにする。
 

本単元のもともとの構成は,

 @ 「いろいろな施設の英語表現に親しみ,行きたい場所を聞き合う表現に親しむ」という ○○慣れ親しみの活動
 A 日本の観光地をパソコン等で調べ,「日本の文化のよさに気付く」という言語や文化を○○理解するという活動
 B 「慣れ親しんだ語句や表現を用いてクイズを作り,友達とクイズを出し合う」という
○○ミュニケーション活動から成り立っていました。


この中の「日本の観光地をパソコンや図書で調べる」という活動に違和感を覚えました。言語や文化については,「外国語を用いた活動」を通して体験的に理解されていくべきであるはずです。3つの柱は「バランスよく取り扱う」のではなく,相互に関連付けながら,学習のリズムをよくし必然性のある学習を展開していく必要があると考えました。 

 そこで,「パソコンで調べる」のではなく,慣れ親しむ活動の中に「日本のよさに気付く」手立てを入れていくよう,単元の構成を変えました。
   
  具体的には,

 @ ALT
との交流で,外国語に慣れ親しませながら,日本人目線では当たり前になっている日本○○のよさに気付くためのフィルターを形成させる活動を取り入れること。

 A 授業で取り扱う語句や表現に慣れ親しむ活動で用いるカードに,日本や外国の魅力ある(子○○どもたちが興味をもちそうな)写真を取り入れ,慣れ親しめば親しむほど日本のよさに気付く○○情報を入手できるという活動に変更したこと。

 B 本時では,これまでの自分の気付きを友達に伝えたいという意欲をもって積極的にコミュニ○○ケーション活動に取り組ませることによって,いろいろな気付きが交流され,新たな気付きに○○つなげていくようにしたこと。

 「3つの柱の相互作用」という視点から,単元をこのようなデザインに変更しました。


調べ学習ではなく,慣れ親しみながら「日本や外国のよさ」に触れる活動を取り入れたことによって,
学習のリズムを壊すことなく,外国語活動の学習のよさを生かすことができました。

子どもたちがカードを見るのを楽しみにして,「おお」とか「いいね」などの反応をしながら学習を展開することができ,
外国や日本のよさに触れることを楽しむことができました!





研究討議&パネルディスカッション

 本校の研究発表及び研究授業をもとに,外国語活動の授業はどのようにして創っていけばよいかというテーマについて,熱心な討議が行われました。


 本校の研究で明らかになった授業デザインの手法「3つの柱を関連付けて相乗効果を生み出しながら学習活動を展開していく」,「学習の展開,工夫が効果的であったか点検し,より効果を生み出していくよう改善を図るために評価を充実させる」という見方・考え方が外国語活動の授業をよりよいものにしていけることを確認することもできました。 
 
    参加いただいき多くのアイデアを提案してくださった先生方,
 
司会や記録,進行を務めてくださった先生方,

指導助言を下さった鹿屋市教育委員会の先生方,


活発なご討議とていねいなご指導を
本当にありがとうございました。
全体会Uでは,パネルディスカッションを行いました。

テーマ「英語すきを育む授業づくり」
〜言語や文化に対する気付きを促す指導等を通して〜


パネリストの先生方が,具体的な実践を紹介くださり,
明日から試してみたい新たな授業プランをいただきました。


「気付き」を促すことは,意外と簡単。そして効果は絶大!

さらに,本校のように,それらを他の柱と絡めることによって
学習全体でその効果を生かすことができるのです。


パネリスト及びコーディネーターの先生方
本当にありがとうございました。
 
 


最後に学校長より

子どもたちがただ単に活動を楽しむのではなく,
本当の意味において「学習としての外国語活動」を楽しめるようになるために
授業をする者は,日々の実践の中で仮説の検証に努めたり,
授業をしない者も必要な教具作り・設営の工夫,お客様を迎える準備などで協力したりしながら,
3年間,全職員が一丸となって研究してきました。

その中で多くの成果を生み出すとともに課題も残しています。
今後は,本日いただいた多くの教えを参考に,課題の解決のためにさらに努力してまいります。
すべては子どもたちのために・・・。

aaaaaaaaaaaaa

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