昭和２２年５月２日，本校は大隅半島の鹿屋市南西部の地に，鹿屋市立高須中学校として開校しました。高須・浜田の両小学校区から通学してくる生徒数は，昭和２２年度は２６７名でした。その後，生徒数は昭和３７年度の４３５名をピークに年々減少し，平成２６年度は２９名となり，市内で最も少ない人数の中学校となりました。

　本校は，市内の中学校では唯一の海（錦江湾）に面した学校であり，大白浜からの薩摩富士（開聞岳）の眺めは格別です。その豊かな美しい自然環境を活用した様々な取組を行っています。特に，鹿屋体育大学と連携した「ヨット学習」は，全国でもユニークな体験学習であり，これからも成果が大いに期待されているところです。また，市無形民俗文化財「刀舞（かっなめ）」の伝承活動や校内の傾斜地を利用した「バラ園」づくり，県内で唯一の「ジャズバンド部」等，地域色豊かな特色ある教育活動，「浜・ＲＵＮ・海（はまらんかい）」の精神を活かした活動に取り組んでいます。

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