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高須中学校は２０１５年３月３１日をもって閉校し、高須中学校校区は第一鹿屋中学校に浜田小学校区は大姶良中学校に統合されます。
１９４７(昭和２２)年 日本国憲法の施行と前後する形で民主主義の教育の基本を示す教育基本法が施行され現在の小学校６年間中学校３年間の義務教育制度が誕生しました。
新しい制度の下の中学校が誕生したのは全国同時でした。
高須中学校は最も歴史のある中学校のひとつとしてこれまで３分の２世紀を超える６８年間の歩みを続けてきました。
校歌の歌詞にも高須中学校誕生の時代的な背景を想像させる言葉がでてきます。
くりかえし歌われる印象的な「協和ぞ永遠に」のフレーズですが、この「協和」という言葉は高須中学校誕生の前年の１９４６年１１月３日に公布された日本国憲法の前文のしかも第一番目の文に出てくる言葉です。
戦争の時代が終わり新しい憲法と新しい民主的な教育制度の下での高須中学校のスタートにふさわしい言葉として「協和」というキーワードが採用されたのだと思います。
そのほか高須中学校の校歌の中には勤労・自治・団結・文化といった国民主権の世の中になったこの時期この時代を象徴する言葉がたくさんちりばめられています。
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